知ってると便利なコラム制作における型
「序本結」の順に書いていくだけ
コラムが書けないという事態が発生します。
- 何を
- どう書けば
のふたつになります。
当コラムでは「どう書けば」の部分を、
型を身につけることで解決しにいきます。
さて、その型こそが「序本結」です。
これはそれぞれの単語の一文字目を取ったもので、
- 序は「序論」
- 本は「本論」
- 結は「結論」
のことを指しています。
日本語の文章の型では「起承転結」が有名ですが、
英文章では「序本結」が一般的な書き方です。
英語の世界ではパラグラフライティングという名称で
知られています。
この型をマスターすることで、
読みやすいコラムを書きやすくなるはずです。
「序本結」とは何なのか
「序論」とは
実は序論が一番重要です。
序論では、文章全体の論旨が書かれます。
- 何をもってコラムを書くに至ったか
- コラムで何を伝えたいのか
- どんな問題提起をするのか
といった内容になることが多いです。
前述した英文章におけるパラグラフライティングでは、
序論でいきなり結論を言ってしまいます。
「本論」とは
本論は、序論で述べられた論旨に対しての
根拠を述べるパートです。
比率的にはここが一番分厚くなります。
何かしらの筆者の主張を裏付けるための
証拠やデータなどの根拠となる情報を述べます。
このパートにより、筆者の主張が成立しうるのです。
「結論」とは
序論、本論と書いてきた内容のまとめとなるのが
この「結論」になります。
コラムによっては、序論の段階で
文章の結論を記述する書き方もあります。
難解な文章や、長くなる文章の場合、
この「結論を先に言う」方法を用いることで
ぐっと理解がしやすくなります。
まとめ
序本結の型について述べてきました。
もちろん、当コラムも序本結に従って論を展開しています。
「序本結」が頭にあるだけで、執筆のスピードが異なります。
書くべきことを枠に当てはめていくだけですからね。
コラム制作に悩んだら、ぜひこの序本結の型を
試してみてください。
以上、『知ってると便利なコラム制作における型』でした!